Audacityでの基本操作です。
ソロギターですと、基本的に重ね撮り等はしないので、録音した曲の前後の不要な部分のカットをするぐらいですね^^
ノイズ除去、エフェクト処理、音量調整は違うページで紹介しています。
ボーカルや、違う楽器、オタマトーンを重ね撮りすることも可能ですが、やり方は千差万別(メトロノームを使って各自録音とか、録音したのを再生しながら録音とか)かな。
重ね撮りの方法もいずれアップしますね。(実はいつも試行錯誤)
初めに録音機材の準備
パソコン(Audacity)で録音するには、最低でもパソコンのマイク入力端子経由でマイクを接続する必要があります。
SONY ECM-719(マイク)、audio technica AT-MA2(アンプアンプ) *管理人の初期の機材
Yamaha THR5A エレアコ・ミニアンプ *管理人の現在のライン録り用の機材
アコースティックギター用 マルチエフェクター Zoom A2.1u *管理人の以前使用していたライン機材 生音も兼用
生音は、マイク(rode NT-3)+オーディオインターフェイス(Focusrite iTrack Solo)+iPod touch第4世代のガレージバンドで録音したものをパソコンに転送して、Audacityで編集。とても回りくどい方法でやっています。
(電池駆動のため、ノイズが入りにくいと思っています。)
パソコン標準のマイクジャックはとてもノイズを拾うので、オーディオインターフェイスを用意するのが無難です。
オーディオインターフェイスは、マイクアンプ付のもの(Focusrite Scarlett 2i2等)や、おまけでUSBインターフェイスの機能があるもの(Yamaha THR5A、Zoom A2.1u等)とかがあります。
生音録音の場合は、さらにマイクが必要ですね。
また Audacityは編集のみで使用し、録音はハンディレコーダーや、ZoomQ4等で映像も一緒に録画する方法もありますね。
再生、録音の設定
USBインターフェイス等を接続してからAudacityを起動します。
録音デバイスの選択(パソコンのマイク端子と、インターフェイスとか)、再生デバイスの選択(パソコンの内蔵スピーカー、サウンドカードに接続しているスピーカー、USBインターフェイスのヘッドホンとか)を確認します。
スピーカーから再生音が出ないときは、なぜかUSBインターフェイスのヘッドホンとかが選択されています^^
「編集」「設定」「デバイス」の画面です。
通常の編集画面上にも表示されています。
オーディオインターフェイスの接続は、その機器の説明書も参考にしてくださいね!
録音
通常画面、左上の赤いボタンを押せば録音スタートです。
長時間録音可能です。不要な部分の削除も簡単にできるので、自動録音とかの機能は使わないかも。
「編集」「設定」「録音」から詳細設定できます。「録音と再生」からも各種設定ができます。
このあたりは詳しくないですので・・・試行錯誤しましょう^^
不満な録音、失敗した録音は、このバツボタンを押すと、一瞬で消せれます。
間違って押した場合は、「編集」「・・・を取り消す」で元に戻せます。
切り取り・削除
ワンテイク、一発録音で満足できることはほぼないですので、不要な部分の削除方法です。
まずは長時間練習録音!
長時間録音をすると、先頭が見えなくなり、削除する部分を選択するのが難しく(めんどくさく)なります。
ざっくり削除するときは、「表示」「縮小」で波形の表示幅を狭くします。右上のアイコンを使用しても可能です。
波形の表示幅を縮小すると、曲の切れ目が分かり難くなりますので、録音中に失敗してやり直す際は、意図的に5秒程待つのが作業的にも、精神的にもいいですね^^
削除の方法は、不要な波形部分を選択して、右上のハサミ型アイコンをクリックすると削除します。(厳密には切り取りです)
厳密な削除のアイコンは無いようですね。「編集」「オーディオ・ラベルの削除」「削除」でも出来ますが・・・メンドイね。
削除する際ですが、頭の無音部分を2,3秒確保しましょう。
ギリギリ頭だしをすると、ノイズ除去するためのノイズ成分が選択できません。
また、何故だか、たまにプラグインエフェクトを使用した際に、頭に調整用?の音が付加されます。
なので、連続で録音しているときは、休憩、精神統一をかねて、3,4秒ほど一呼吸置きましょう!
ノイズ除去、エフェクト処理は違うページで紹介します。
ステレオ、モノラル化
お使いの機材によっては、モノラル録音になる場合があります。
エフェクトかけるにはステレオ化していたほうが無難です。また右左のチャンネルのどちらか使用したい場合(右が生音、左がピックアップとか)は、一度分離モノラル化して、複製でステレオ化できます。
赤丸の空白部分を左クリックして、波形を全選択状態にします。
「編集」「複製」でトラックを2つにします。
同様なことは、右上のコピーアイコンとペーストアイコンで実行可能です。その際ペーストアイコンを押す前に作業エリアの下部の空白エリアを左クリックしときます。
上部トラックの三角印アイコンを押して、「ステレオトラックの作成」をクリックすると、下部のトラックと結合します。
逆にステレオトラックをモノラルトラックに分離するときも、この三角印アイコンをクリックします。
モノラルをステレオ化して、強めにリバーブ処理した画面です。
波形が右左で変化して、十分な空間感が確認できますね^^
なにかご不明な点、間違いがありましたら、掲示板にご意見お願いします^^
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