K.Yairi(K.ヤイリギター)さんは、岐阜県可児市にある工房です。
ギター工房は木に囲まれたド田舎にあるイメージですが、可児市は市と付いているだけあって、それなりに街です!
近くには、大型電気店もあるし、シマムラもあるし、セブンイレブンもあります!!
K.Yairiのギターは純国産です。職人による手工ギターです。
品質とこだわり、仕事に誇り、そして自信があるので、普段の仕事(ギター作り)を工場見学で間近で見れるようにしているのでしょう。
ほぼ毎週土曜日、午前と午後の2回、開催しています。
(要予約 2023年現在 コロナ禍の影響で人数を制限しています)
詳しくはK.Yairiホームページで!!
展示スペースで自由に試奏
工場見学の前(始まるまでの待機場所)、工場見学の後(営業時間内)は、展示スペースにある100本程のギターを自由に試奏できます。
とはいえ、コン太郎は人が沢山いるときに堂々と弾くことができないので、Fコードの形でジャランして、ハイフレットまでジャラン、単音を弾いて響きを確認。
気になったギターは、持ち込んだクリップチューナーとカポを使い、普段のジブリ曲をこそこそ演奏。
工場見学後の試奏は、たまたまなのか皆さん数十分で帰ったので、なんと夕方4時ぐらいまで、1時間は貸切。
それもアンプもつかっていいよと電源まで入れてもらえました。
なので、試奏目的で工場見学がついでなら、断然後半がお勧めかな。弾くだけなら平日休んでのがいいかも^^
実際のところ、今回の工場見学は、オリジナルオーダーのナイロン弦ギターの打ち合わせがメインであったりします。
とはいえ、私はミニギター大好きですので、展示スペースのミニギター達にも興味津々。
ま~いろいろ試奏して(その感想は別記事参照!)、今回の大試奏会での結論で、GF-7(写真右上部)というモデルのカッタウェイ加工をオーダー予定。
工場見学
第一印象、うちら作業の邪魔だよね^^;;
僕がKヤイリさんの従業員だったら、正直そう思う。見学者がゾロゾロきて集中できるのかな・・・。
そう思うほど、全工程を密着とまではいかないけど解説していきます。もちろん作業している人は仕事中のため作業しています。
それだけ、仕事に誇りと自信があるのでしょう。そして毎週土曜日に見学があるとなると5S活動は嫌でも継続することになるので、ある意味会社(ヤイリギター)にとってもプラスかも知れませんね。
この単板、2,3年分だそうです。コレを見ると、正直当たり外れとかありそう、使用前にグレード等によって選別するのかな。
単板、合板、ネックにホセ、材木屋です^^
確か象牙指板、ブリッジ、材も高級品な、総額300万円?のギター! (成金仕様^^;)
この掲示物は新しい発見、単板ってこの位置で取れるのですね。樹齢350年程の太い木でもギターに使えるのは少ないです。
写真をカシャカシャ・・・、やはり従業員の方は気が散らないのか気になる^^;
ネックをノミでスッスッ削ったりするのはさすが職人芸だと関心。
Kyairiさんは、完成後のギターに音楽を聞かせるけど、作業の途中でも聴かせていました。
部屋は室温25度、湿度60%ほどと快適空間。夏の見学なので涼しかった!
ヤイリ君?というマスコットキャラがいることを初めて知りました。
バフかけ、サドル取り付け、各種調整、検品、そして音楽ルームで熟成!
見学の後は、従業員の演奏2曲。毎回奏者が違うかもしれないけど、今回は押尾コータローの「翼」と「風の詩」、さすがギター工房の職人さん、ギター好きだから入社したんだな。
なお、ヤイリさんの社員寮(今は倉庫?)の見た目は、今コン太郎が住んでいるボロアパートの同じ雰囲気をかもしだしています。
工場見学の感想
ギター好きなら、お勧め度ナンバー1!!
楽しい1日でした。さてさてカスタムギターはどうなるかな~w
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