Cordoba mini Seriesの評価と感想


 表単板、ナイロン弦ギターです。張る弦によって、5カポチューニング、ノーマルチューニングが選べますが、断然5カポチューニングがお勧めです。オルゴールのような響きが堪能できます。ネック幅50㎜ですが、通常のアコギの5カポと思えば違和感なく弾けますので、お勧めできるトラベルギターです。

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Cordoba mini Seriesの仕様と価格等

 Cordoba Miniは、ウクレレが大きくなったサイズのミニギターですが、なかなかいい音量が出ます。
 とても小さく、軽量なギターなので、究極のトラベルギターですね!

 スケールは 510mm、ナット幅は50mmです。交換弦を選ぶことによって、フルサイズギターと同じようにチューニング出来ます。メーカー推奨チュー ニングはA-D-G-C-E-aとなっています。
 この価格帯なのに、表板はすべて単板のモデルとなっています。
 

 表:オヴァンコール サイドバック:オヴァンコールが、Mini O 3万4千円程   
 表:オヴァンコール サイドバック:オヴァンコールのエレアコが、Mini O-CE  3万7千円程
 表:スプルース サイドバック:ローズウッドが、Mini R 3万円程
 表:スプルース サイドバック:マホガニー が、Mini M 2万6千円程
 表:シダー サイドバック:メイプルのエレアコが、Mini SM-CE 4万円程

 エレアコは、カッタウェイモデルで、ピックアップ付きとなります。

実際の音、響き、弾きやすさ

 実際の響きですが、見た目よりもいい感じに響きます。
 ナットの幅が50㎜ですが広すぎる感じはしません。

 ただ、指板にRが付いて無く、ネックがとても薄いです。

 機械式のワンタッチカポ系ですと、フレットが平行のためか、高さが低いためか、3,4弦がしっかりと押さえることができなくて、音がビビります。
 バネ式の洗濯ハサミのようなカポですと、なんとか使えます。

 とまあ、ネックがとても薄いので、少々違和感があります。
 本体サイズが小さいので、抱え込むのが難しいです。膝から滑り落ちていきます。

 
 5カポチューニングのレキントギターですので、普段のソロギターがオルゴールのような響きになって、とても癒されます♪

Cordoba miniの長所と短所

 長所は、5カポチューニングのオルゴールのような響きとカッタウェイモデルがあること。
 
 短所ですが、フレットにRが無くて、ネックが細すぎて、ほとんどのカポが使えないこと。
 
 もう一つの短所ですが、付属のピックアップのノイズが酷くて使い物にならないこと。

 この二つの短所がなければ、超おススメなミニギターなのですが、カポがうまく使えないのは少し精神的によろしくありません^^;
 もともと5カポチューニングなので、しらべの「ジブリ作品集」の曲は、ほとんどカポ無でも弾けるのですがね。

 付属のピックアップは、ノイズが酷いです。同じコードを使っても、他のギターのピックアップでは出ないので、これはプリアンプ?のせいでしょうか。
 コードの金属部分を触ると、ノイズが収まるので、人間アースをすれば使えるのですが、そこまでして使うような音質でもないので不要なモノですね。
 せめて、ヤマハのAPXT2のように、チューナー機能があれば、そんなに不満がないのですが・・・。

 というわけで、この短所が気になって、現在、アヌエヌエギターのaNN-S10 Feather Birdを購入しようか検討しています。
 こちらも弦長510㎜、ネック幅48㎜のナイロン弦モデルですので、比較してみたいと思います。

動画


 岸部眞明さんの、「花」「dandelion」です。
 どちらも指定のカポ+5カポ分となります。オルゴールのような響きでとても癒されます。

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