2013年夏、公開予定の宮崎駿監督の「風立ちぬ」のサントラ紹介です。
アマゾンで予約していたのが、今日7月16日に届きました。昔のレコード盤風のおまけCDも付いていました。
早速聴いてみると、なんとメインテーマは、クラギの伴奏! これソロギターのしらべでどうやってアレンジされるのか楽しみだな~。
トレモロ演奏だと超難しいな~><;
このサントラ、曲数は多いけど、同じモチーフのアレンジ違いが沢山収録されています。場面毎に使い分けているということですね。
「旅路」が10種類!、「菜穂子」が6曲、久石譲さんの熱の入りようがこの曲数だけで感じます。
原作は雑誌「月刊モデルグラフィックス」で宮崎監督が連載していた漫画みたいです。アマゾンで売っているかなと調べると・・。
初回の5ページ?程が載っている雑誌「Model Graphix (モデルグラフィックス) 2009年 04月号」が驚きの5000円より^^;
というかアニメージュじゃなくて、プラモ系の雑誌なんだ。宮崎駿監督ガンプラとか好きなのかな^^ というか飛行機好きなのか。
映画の内容は、零戦の開発者・堀越二郎を描いているそうです。同名タイトルの小説「風立ちぬ」(堀辰雄 著)はどんな内容なのかな・・・恋物語らしいが、こちらは良心的な値段で売っているので、注文してみるか。
まだポスターしか表示されませんが、公式サイトもできています。
風立ちぬ
このタイトル、よく見るとなんと「の」が入ってない!!
ジブリの映画タイトルにはほとんど「の」が入っていると有名なのですが^^
主題歌はシンガーソングライターの松任谷由実(まつとうやゆみ)さん。
鈴木プロデューサーが言うには、ユーミンの楽曲「ひこうき雲」(73年)とイメージが重なるらしいということで採用。リメイクかなと思ったけど、そのまま昔の音源なのかな・・・?。
曲目紹介とプチ感想
毎回、曲目の紹介と、どうでもいい一言感想書いていますが、今回は曲数が32曲と多いのでパス^^
で、全体的な感想。
映画が戦争中の話のため、音楽的には映画の内容にピッタリなのかと思うけど、全体的に哀愁漂います。
「坂の上の雲」のサントラと似ような感じもするかな。
魔女の宅急便の音楽が、「さ~のびのびがんばるぞ~」という軽いノリの感じなら、
この風立ちぬの音楽は、「お国のためには女子捨てて、命までも!」みたいな哀愁漂う、重い感じだな~。
「旅路」のモチーフで好きな感じなのは、15.旅路(イタリアの風) このアレンジは日本風でなくて、紅の豚やハウルの動く城の中世ヨーロッパ風でカッコイイ!
正反対に10.旅路(妹)もシンプルで落ち着く感じですね。
「菜穂子」のモチーフだと、27.菜穂子(めぐりあい)が哀愁あってやすらぎますね。ナウシカやラピュタにも登場しそうな、いかにも久石譲さんっていう曲です。
「旅路」「菜穂子」の二つのモチーフもいいけど、なんとなく好きな曲は「風」かな。なんか昭和のアニメ「日本昔話」に流れていそうな、素朴な田舎風景が感じます^^
でも、最近の久石譲さんのCDを聴くたびに思うのですが、「二の国」のサントラ以外、哀愁漂うのが多いと感じます^^;
昨日届いた「NHKスペシャル 深海の巨大生物(大王イカ)」のサントラも、仕事中にながら聴きするにはいい曲ですが、それでも、どんどん楽しくなるような曲ではないです。
と、ちょっとネガティブ意見書いていますが、久石譲さんが凄い事には変わりありません。
映画見ていないのに、昭和の戦争時代の日本の風景、人物、時代背景のイメージが沸いてきますから!
でも、個人的には、魔女の宅急便の曲は、それ以上に素晴らしい!!
昔のジブリ音楽みたいな、壮大で、自然感じるメロディアスな曲は、晩夏の「竹取物語」の方に期待だな~♪
CDの感想文をずら~と並べみました。コン太郎的なお勧めアルバムは、こちらの別の記事で紹介しています。
久石譲さんのお薦め曲(ジブリや有名曲以外で)
所持している久石譲さんの60枚程のアルバムの感想は、こちらにリストがあります。
持っている久石譲さんのCD紹介
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