PIANO STORIES Ⅲ NOSTALGIA

 ピアノストーリーズの第3弾です。個人的にはオーケストラの演奏よりも、このシリーズのピアノ+弦楽器の演奏が、メロディと盛り上げ役?のバランスが丁度良く感じます^^
 ノスタルジア=「異郷から故郷を懐かしむこと。」「郷愁」「望郷」。過ぎ去った時代を懐かしむこと。「懐古」「追憶」。という副題ですが、まさにそんな感じの曲ばかりです。
 金曜ロードショウのテーマ曲や、紅の豚の曲とか、正にノスタルジィ。
 中には、「太陽がいっぱい」みたいな、とても明るい印象の、久石譲さんらしくない?曲もあります。

 曲目紹介とプチ感想

  • Nostalgia
     ノスタルジアという曲名だけあって、昔の出来事が勝手に頭の中でグルグル再生します。
     この曲はどちらかというと、過ぎ去った時代を懐かしむこと。「懐古」「追憶」のほうかな。
     この曲のサビ、普通にCMで使われてそうだな~。
  • 旅情
     この曲は、タイトル名からして、「異郷から故郷を懐かしむこと。」「郷愁」「望郷」ですね。
     しおりに紹介されている、北イタリアがどんな所か分からないけど、広々とした、情景、丘から眺める古い町並み、そんな情景が見えてきます。
     この曲のサビも、普通にCMで使われてそうだな~
  • Chinema Nostalgia 金曜ロードショー オープニング曲
     おじさんが、ぐるぐる映写機を回しているオープニング曲ですね。
     1:45過ぎから、TVでは聴けれない曲調になります。なんというかな、ハラハラドキドキ、恋愛、別れ、再会、ハッピーエンド色んな感情の変化が出てきます。
     まさに、映画のオープニング曲ですね。
     久石譲さんと関係ないけど、これ以前のオープニング曲(Friday Night Fantasy – Pierre Porte Orchestra)も大好きです。
  • il porco rosso 紅の豚より
     飛ぶ豚?、飛行気乗りをイタリアの孤島で待っている、ジーナの曲ですね。
     あの人は今どこに・・・、みたいな哀愁ただよう曲です。
  • Casanova
     カサノバ=「女たらし」のベネチアの冒険家、波乱万丈の人生を送っていた人。ネットで調べると、風俗王だ^^;
     これが、また「女たらし」の冒険家にふさわしい曲だな~。
  • 太陽がいっぱい
     これ、今までの久石譲さんの曲調と違って、かなり明るいです。マイロストシティーの「TANGO X.T.C.」はタンゴ調でも暗めだったけど、こちらはイントロから明るさ全開のタンゴです。
     同じバカなら踊らなきゃソンソン^^
  • HAVA-BI 映画HAVA-BIより
     この映画も、ほかの北野たけし映画と同じく、題名は知っていても内容わかりません。一度DVDで借りてこないとな~。
     何気に途中(1:45~、2:05~)心の変化みたいな演出がありますね。こうゆう所に久石譲さんの凄さを感じるな~
  • Nocturne
     ノクターン=夜景を描いた作品、夜想曲
     これは、たぶん寝つきの悪い人の夜想曲だよな~^^ モヤモヤと考えすぎです貴方・・・。
  • バビロンの丘
     丘には花が咲き乱れ、ヤギ追いかけて犬は走り回り、パンの焼けるいい匂いが僕を包む~♪
     と勝手に歌詞を考えて見ました。
  • ia pioggia 時雨の記より
     若い頃に見初めた女性との20年ぶりの再会に愛を燃やす中年男性と、そんな彼の一途な想いに深い理解を示していく中年女性の純愛をしっとりと描いた恋愛ドラマ。監督は「日本一短い『母』への手紙」の澤井信一郎。
     と、知らない映画です^^;
     これがまた、昭和時代の映画のワンシーン(戦争で戻ってこない恋人を待っているような)に流れてそうな曲です。

PIANO STORIES Ⅲ NOSTALGIA

 CDの感想文をずら~と並べみました。コン太郎的なお勧めアルバムは、こちらの別の記事で紹介しています。
 久石譲さんのお薦め曲(ジブリや有名曲以外で)

 所持している久石譲さんの60枚程のアルバムの感想は、こちらにリストがあります。
 持っている久石譲さんのCD紹介

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