レッスン4回目 ダイアトニックコードの終止系のパターン1

ギターでの作曲レッスン4回目を受けてきました。
今日は、ダイアトニックコードの基礎と、終止形のパターンを教えてもらいました。

まずは、3和音のダイアトニックコードを4和音にしたときの「7」の付き方の確認。
先生から、言ってみてと言われ

C・・・メジャーセブン Dm・・・マイナーセブン Em・・・マイナーセブン
F・・・マイナーセブン??ですか???

F7だと、その4弦1フレットを押さえている音は何んでしょうかね~。
B♭でなく、E♭です・・・。

E♭は、キーCの構成音でないから、おかしいでしょ!

なるほど、そのような確認方法もあるんですね!!
とまあ、音をジャランと鳴らしながらの回答でしたが、

7の付き方は、構成音とかで考えるよりも丸暗記です!!!

ということで
音楽理論の本で目にする、ローマ数字で覚えますと。

ⅠM7  Ⅱm7  Ⅲm7  ⅣM7  Ⅴ7  Ⅵm7  Ⅶm7(-5)

で、本日のへ~なるほどネタその1

このローマ数字よく理論の本に載っていて、ミュージシャン、プロの方は、この数字で確認しあうとのことですが、先生でも、普段使わないようなキー(C、G、DとかでなくA♭(何かは忘れました)とかは)、戸惑うそうです。
なんだか、少し安心しました^^

次は、トニック、サブドミナント、ドミナントのお話。

ⅠM7 トニック Ⅱm7 サブドミナント Ⅲm7 トニック
ⅣM7 サブドミナント  Ⅴ7  ドミナント Ⅵm7 トニック
Ⅶm7(-5) サブドミナント *あまり使わない

という、これまた音楽理論の本で最初に目にする事。
言ってみてと言われると、Dm(Ⅱm7)を最初はドミナントと答えていて、後から訂正・・・。

やはり独学での勉強だと、覚え方、理解というか実践的なものが足りないんだな~と実感。
レッスンと、感じのいい先生に出会えたのは、良かったと思う。

で、ドミナント。
この2つのコードが何故ドミナントになるかというと、「シ、ファ」が不協和音になるからと、説明してもらった。
「ド、ド#」の半音重なりの不協和音よりも、理論?振動数の比?的に、「シ、ファ」のが不協和音のランクが高いけど、実際は「ド、ド#」の方が、響きは嫌な感じなんだよね~と豆知識。
このあたりの話も、「ギターで覚える音楽理論」という本に載っていますが、やはり実際聞くと、不思議とすんなり吸収されます。

で、本日のへ~なるほどネタその2

トニック、サブドミナント、ドミナントの考え方、振り分け方は、一つの考え方であって、それがすべてでない。
Emがドミナントっぽいと感じる人もいれば、Fから始めようが、Fで終わろうが、色んな考え方でOK!。

ドミナント=不協和音を使用しているといことから、普段よく耳にするコード進行の最後のドミナントを、こうやって、適当な和音を(幼稚園児がジャジャンとやるように)弾いて、最後にトニックを弾くと、不思議と曲になるのが、作曲の奥の深いところですと。

ホラー映画とかのBGMとかで使われる方法とのことですが、へ~なるほどと思いました。
実際、家に帰って、なんとなくなコード進行(キーC)のあとに、Dm7、超適当なフォーム、Cと弾くと、確かにつながります。

レッスンの終盤では、コード進行の終止形(Ⅱm7 Ⅴ7 ⅠM7)の応用に関して。
とりあえず、本日のレッスン時間の都合上、Ⅱm7の部分を何に変えれるかのレッスン。

・おしゃれ感いらないから、7をとってしまうのOK! 
 全部をとるのもいいし、最後のⅠM7だけ残すとか、V7だけ残すとか。
・Ⅱm7はサブドミナントだから、ⅣM7も使えます。
 Dm7 G7 CM7をF G7 Cとかに。
・ⅠM7に対してのV7のように、V7をⅠとしたときのV7(G7の場合はD7)を代わりに使えます。
 Dm7 G7 CM7を、D7 G7 CM7のように。
 セカンダリードミナントとか二次ドミナントと呼ばれています。
・さらに、持ってきた2次ドミナントのドミナント、そのドミナントと増やすこともできます。
 Dm7 G7 CM7を、D7 G7 CM7にして、A7 D7 G7 CM7、
 E7 A7 D7 G7 CM7と、やればやるほどジャズ風
・2次ドミナントⅡ7と最初のⅡm7を並べることもOK。
 Dm7 D7 G7 CM7

で、本日のへ~なるほどネタその3

2次ドミナントの見つけ方ですが、押さえている弦の同じフレットの一つ下の弦がトニックになります。(6~3弦の間で考える)
6弦3フレットはGですが、5弦3フレットはC。G7からC7へ進行。
同じように6弦1フレットF、5弦1フレットB♭。F7からB♭7へ。
逆にG(3弦開放)の上の弦は、D(4弦開放)。D7からG7へ。
また、6弦2フレット(F#)の上の弦は存在しないけど、2本下のブリッジ側へ2フレット(4弦4フレットF#)に変換しての、その上の弦(5弦4フレットC#)から、C#7からF#7に進行と、見つけることが可能です。
それを12フレットから見てみると

6弦12フレット(E)から5弦12フレット(A)
5弦12フレット(A)から4弦12フレット=6弦10フレット(D)
6弦10フレット(D)から5弦10フレット(G)
5弦10フレット(G)から4弦10フレット=6弦8フレット(C)
6弦8フレット(C)から5弦8フレット(F)
5弦8フレットから(F)から4弦8フレット=6弦6フレット(B♭)
6弦6フレットから(B♭)か5弦6フレット(E♭、D#)
5弦6フレット(E♭)から4弦6フレット=6弦4フレット(A♭、G#)
6弦4フレット(A♭)から5弦4フレット(D♭、C#)
5弦4フレット(D♭)から4弦4フレット=6弦2フレット(F#)
6弦2フレット(F#)から5弦2フレット(B)
5弦2フレット(B)から4弦2フレット=6弦開放(E)
6弦開放(E)から5弦開放(A)
5弦開放から(A)から4弦開放(D)
4弦開放(D)から3弦開放(G)

と、なんか書き出すと時間かかりましたが、12フレットからセブンスコードをE7型とA7型のフォームで順番に弾いてこれます。

独学で、なんとなく6弦の場合は、押さえているフレットの、同じフレットの下の弦にⅤ-Ⅰの進行をすると気づいていましたが、レッスンを受けるまで

5弦の場合も、同じフレットの下の弦(4弦)の音に向かうのですが、それが=6弦の2フレット分ナット側の音というのに気づいていませんでした。
(5弦3フレットCの場合、4弦3フレットFですが、=6弦1フレットF)

ちょっとした事ですが、ギターって不思議とうまいことできているんですね。

次回のレッスンでは、このコード進行の終止形(Ⅱm7 Ⅴ7 ⅠM7)の応用の、V7の部分に関してです。
先生は、特に言っていませんでしたが、たぶん、♭Ⅱ7という、裏コードに関してだと思います。SUS4もあるかな。
2週間後ですので、少しは予習していきます^^

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