レッスン2回目 151351でコードフォームを覚える

2回目のレッスンを受けてきました。

今回は、「コードと、その構成音に関して」でした。

市販されている音楽理論本の、はじめの章に書かれている内容です。

Cmのmは、3度が短3度、
C7の場合は、7度が短7度、コード名の表記的に、短7度だけどm7にはならない(Cmに短7度付けたときにCmm7になるから)
CM7の時に、7度が長7度

という、うろ覚えというか、なんとなく覚えている内容でもありますが、やはり独学と教室では理解度の差が違います。
Cコードはドミソ、Gコードはソシレ、Amコードはラドミ、の基本を知っていることを確認後、

では、実際のGコードを6弦から順に、構成音を言える?

と聞かれたので、ソ、シ、ソでなくて・・・レ、ソ、シ、ソ、と少し戸惑いながら回答。

では、Cコードでは? Fコードでは?

と続けて聞かれ、これも4弦と3弦の脳内変換で戸惑いながら回答。

ドレミだと答えにくいでしょ! 数字で覚えてみましょう。

と、言われて教えてもらったのが、小難しい系のギター理論書のダイヤグラムに書かれている数字の暗号。

151351

数字の意味自体は、独学で理論は少し勉強したので知識は知っていたけど、これをいかに利用するかがよくわかっていませんでした。
知識的には3が、♭3になるとマイナーコードになるとか、7を加えるとM7になるとか、なんとなくわかるけど、それが実際の演奏に役に立ってはいない状態。
そもそも僕が読んできた音楽理論の本では、この度数表記のダイアグラムを使っている本が何冊かありましたが、たぶん肝心な基本の事を書いてなかったと思います。
それが、今回先生に教えてもらった「151351」です。

覚えるのは「151351」だけです。

複雑なコードフォームになると、♭3やら、♭7とか11とか、どんどんバリエーションが増えるけど、最初に覚えるべきものは、「151351」だけですと。
特に一番、え~そうだったのか!!と思ったのが

Eコード系(Fとか)は151351
Aコード系(Bとか)は15135
Dコード系     は1513

今まで気にしていませんでしたが、基本のバレーコード系のフォームは、構成音の順番が同じなんですね。
このバレーコード系のフォームなら、上から4本目の弦をペグ側に1フレット動かすだけで、どのコードもマイナーコードになるんだと理解しました。
同じように、4本目の弦をブリッジ側に1フレット動かすと、SUS4になると。
FとFm、AとAmの動きが似ているとは感じていましたが、まさかDとDmにも同じようなというか、同じ構成音の順番だったとは全然気づいていませんでした。
高フレットでのソロギターの演奏、アレンジの時の、ベース音やフォームの考え方が少しレベルアップしたような気がします。

なお、ローコードのCコードとGコードは、この法則から外れるので、この二つは考慮しないとのこと。
このCコードやGコードの形のバレーコードもあるのですが、押さえるのが難しいし、音を加えたり変化させると、物理的にフォームに無理がでてくるので、その都度教えますねと。

sib

「151351」を覚えても、今すぐ何かに役に立つという事はありませんが、今回のレッスンで、「なんか上級者っぽい、インテリな感じ? 覚えきれない!」という考えがスッと消えました。
度数で押さえているところを把握するという必要性が少しだけわかった気がします。

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