現代語訳( 徒然草(吉田兼好著・吾妻利秋訳)様のサイトから引用)
これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。
まだ芸がヘッポコなうちからベテランに交ざって、バカにされたり笑い者になっても苦にすることなく、平常心で頑張っていれば、才能や素質などはいらない。
芸の道を踏み外すことも無く、我流にもならず、時を経たら、「上手いのか知らないが要領だけよく、訓練をナメている者」を超えて達人になるだろう。
人間性も向上し、努力が報われ、無双のマイスターの称号が与えられるに至るわけだ。人間国宝も、最初は下手クソだとなじられ、ボロクソなまでに屈辱を味わった。しかし、その人が芸の教えを正しく学び、尊重し、自分勝手にならなかったからこそ、重要無形文化財として称えられ、万人の師匠となった。どんな世界も同じである。
紹介する徒然草の文章、たまたまネットの掲示板2chを徘徊している時に、目にしました。
『下手糞のソロギターの動画を見ると、公園でウンコを踏んだ気分になる』
というようなコメントに対する、返信の一つなのですが、自分もYoutubeに動画を晒しているので、何か暖かい手で背中を押してもらえたような気がします。
あっもちろんソロギター関連の動画では、どんな下手でも(すいませんいい言葉が見つからない・・・)、自分もその時期があったし、今でも目くそ鼻くそみたいなものなので、自分はウンコを踏んだとは思いません。
でも、自分が経験無い「歌のカバー」とか、「踊り」とか、その他のオリジナル動画見た時に、思う時は確かにあります^^;
なので、自分がウンコにならないように切磋琢磨しなきゃね^^
ウンコ連発してすいません^^;
徒然草の著者、吉田兼好って
徒然草って、学校の教科書で御馴染みですよね。この吉田兼好さんの日記(今で言うとブログですよね^^)、結構ジャンルが多彩です。
女ネタやギャンブルネタ、さらに今回紹介した一つ前の文章は、精力剤の話です。「精力剤のロクジョウ(鹿茸)を鼻に当てて匂いを嗅いではいけない。巣喰った小虫が鼻から入り、脳味噌を食べると言われている。」と書いています。
吉田兼好さん、たぶんエロ坊主ですね^^
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